【深く考える「内省」も大切…。】
次に「できたこと」に対して深く考える内省をやってみましょう。
自分に変化をもたらすような気づきにつなげるためには「なぜうまくできたのか」と、経緯を自己分析し、それをまとめた内省文を書くことが大切なのです。しかし、下記の3つの要因によって、自己分析をするなかで思考停止に陥る人がいます。
1. 感情が先立つ
事実を冷静に見つめるためには、客観性が重要です。その後に感情に触れてください。
2. 程度が曖昧
「もっと」などの副詞を使った言葉は、どの程度のことを言っているのかわかりにくいですよね。数値でしっかり表すようにしましょう。
3. 報告文になってしまう
他人に報告しているような言葉で書いている人がいます。内省は自分自身の心との会話です。本音で書きましょう。
以上3つの注意点に気をつけながら内省文を書くと、自分の変化に気づくことができます。内省とは単なる日記ではなく、自分を深く観察することなのです。
「習慣力」を活用して人の成長行動を促進する専門家。個人経営店専門コーチ。九州NO.1個人経営専門コーチを目指し活動。フードアナリスト・全米認定NLPプラクティショナー・二級建築士 上野 勝博
【習慣力】 習慣とは、長い間繰り返し行ううちに、そうするのがきまりのようになったこと。心理学で、学習によって後天的に獲得され、反復によって固定化された個人の行動様式。 「習慣は第二の天性なり」という言葉があります。習慣の力は大きなもので、生まれつきの性質と変わらないほど日常の行動に影響を及ぼすと言われている。身についた習慣は、生まれつきの性質におとらないほど、その人の生活に影響するものである。
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